ミヒャエル・エンデ 『はてしない物語』（岩波書店）読了。

10年以上ぶりに再読。バスチアンが片付けずに終わった物語に結末をつけに行くアトレーユは、つまり読者の代表だったのね。

普段「ですます調」で文章を書くことが多いので、あえてここでは「ですます調」は使わないようにしようと思っていたのだけれど、いつのまにか混在してしまっていた。書き直すのも億劫なのでそのままにしておこうと思う。

ミヒャエル・エンデ / 上田真而子 佐藤真理子訳 『はてしない物語』（岩波書店）少し。 『聖剣伝説 LEGEND OF MANA アルティマニア』（デジキューブ） 隅々まで読んでしまった。

唐突に『はてしない物語』を引っ張り出して読んでいたりしたら、『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』というゲームのことを思い出したりして、ゴソゴソと探し出してきて、ここ数日ずっとやっていたというのがここ数日の出来事。武器作りやゴーレム作りが奥が深すぎる…

リチャード・パワーズ 『舞踏会に向かう三人の農夫』（みすず書房）少し。 ようやく三分の一。

一日無為。

何日か前の深夜に放送されていた『リトル・ヴォイス』という映画が結構面白かったということを書くのを忘れていた。主役のジェイン・ホロックスの歌（マネ）が凄い。リトル・ヴォイス [DVD]出版社/メーカー: パイオニアLDC発売日: 2000/03/03メディア: DVD …

リチャード・パワーズ 『舞踏会に向かう三人の農夫』（みすず書房）少し。

魚が安い。ということで最近魚料理ばかり作っています。さけをフライにしたり、小あじを南蛮漬けにしてみたり、たらをムニエルにしてみたり。しかしこの季節一番美味いのは秋刀魚です。ということで今日は秋刀魚でした。大根の方が高いです。

野間宏 『暗い絵』（『筑摩現代文学体系 65 野間宏集』収録）

冒頭、延延と粘着質なまでに続けられる絵の描写に興味を駆られ、わざわざ図書館にいってブリューゲルの画集を手繰ってみるのだけど、該当するような絵は見当たらず、不思議に思ってよくよく読み返してみれば、「これらはフランドルの画家、百姓ブリューゲル…

リチャード・パワーズ 『舞踏会に向かう三人の農夫』少し。 野間宏 『暗い絵』少し。 野間宏の粘着質な文体が凄い。 埴谷雄高 / 北杜夫 『さびしい文学者の時代「妄想病」対「躁鬱病」対談』（中央公論社）

また途切れてしまいそうになるも今回は三日で復帰。

靖子姉ちゃんのお母さん静江ちゃんが親子の再会もせぬままひっそりと帰ってしまう。切ない。 本日捕まえた昆虫 カブトムシ、ホソオチョウ、ベッコウトンボ。ベッコウトンボって絶滅危惧種で採取禁止なんじゃなかったけ。さすがにレアらしくなかなか気づき難…

リチャード・パワーズ 『舞踏会に向かう三人の農夫』少し。

ボクくんが勝手に斧を持ち出し丸太を切り倒し、今までいけなかった炭焼き小屋への道が開かれる。おみくじ地蔵前で、「終戦記念日とお盆が重なっているのは何か意味があるの？」とボクくんがおばちゃんに問う。なかなか良い問いだと思う。 本日捕まえた昆虫 …

リチャード・パワーズ 『舞踏会に向かう三人の農夫』少し。 まだ三分の一も読んでいないのだけれど、『黒い時計の旅』よりかこちらの方が好みな具合。

夕食に牛丼を作る。換気扇を回すのを忘れていたため部屋中牛丼臭くなる。美味しくできたものの吉野屋の牛丼の味が懐かしくなる。

やっぱ本の感想とか上手いこと書けねーや。と思った。

本日捕まえた昆虫 クサヒバリ

井上光晴 『九月の土曜日』（『九月の土曜日』（潮文庫）読了）

戦後左翼文学の旗手でありながら、先駆的都市小説の書き手でもあった井上光晴のこの二つの系統の小説群について、本書の解説で日野啓三が上手い具合に書いているので臆面もなく引用したいと思う。 井上氏の長編力作系列の作品を、たとえばセザンヌのサント・…

二ノ宮知子 『のだめカンタービレ』14巻（講談社）

剃刀の替え刃とボディソープと洗顔料を買ってくる。真新しい剃刀はよく切れるので楽しい。

図らずもロケット少年と靖子姉ちゃんの間を取り持つということになる。民宿泊り客三人組みの会話が楽しい。今日はついに新しい昆虫を見つけられず。虫相撲ではシゲルのキンオニクワガタに負けっぱなし。 本日捕まえた昆虫 なし。

上林暁 『野』（『聖ヨハネ病院にて』（新潮文庫）収録） リチャード・パワーズ 『舞踏会へ向かう三人の農夫』（みすず書房）少し。

夕飯の買出しの帰り、段差で自転車が乗り上げたその揺れで買い物袋からニラが飛び出し落ちる。自転車を止め拾い上げてみると丁度中華屋の前だった。そんな今日の夕飯は酢豚とにらの卵とじと中華スープ。

本日捕まえた昆虫 スジボソヤマキキョウ アサギマダラ以上二種。

小川国夫 『藤枝静男と私』（小沢書店）読了。 井上光晴 『家紋のある壁』（『九月の土曜日』（潮文庫）収録） 上林暁 『薔薇盗人』『天草土産』（『聖ヨハネ病院にて』（新潮文庫）収録）