2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

本日の読書

庄野潤三 『卵』(『絵合せ』講談社文庫) 日野啓三 『ここはアビシニア』(『あの夕陽/牧師館』講談社文芸文庫) H・ガスター /矢島文夫訳 『世界最古の物語』(教養文庫)少し。 忍足欣四郎訳 『ベーオウルフ』(岩波文庫)少し。 新約ブームに続いて神話…

とろける

ただの冷やした水が大変美味い。

本日の読書

日野啓三 『抱擁』(集英社文庫)読了。 エドガー・アラン・ポオ 『シェヘラザーデの千二夜の物語』(『ポオ小説全集 4』創元推理文庫)

日野啓三 『抱擁』(集英社文庫)

舞台となる謎めいた洋館に住むのは、隠者めいた老人、柔和な家政婦、夫に失踪された女盛りの継母、自らの世界に引きこもる美しい少女、とゴシックロマン風というよりか、ほとんどエロゲの設定のようであり、語り手である「私」は当然のように継母と関係を持…

本日の読書

日野啓三 『抱擁』(集英社文庫)少し。

ハサミムシ

便座に腰を下ろしたところで、紙巻器のすぐ脇に、ハサミムシが貼りついているのに気がついた。こちらが見えているのか、明かりに反応しただけなのか、威嚇するようにハサミの部分をこちらに向けていて、その姿を見ているうちに、もし自分の尻にハサミがつい…

昨日今日の読書

庄野潤三 『星空と三人の兄弟』(『絵合せ』講談社文庫) 日野啓三 『抱擁』(集英社文庫)少し。『星空と三人の兄弟』にでてくるグリム童話『こわがることをおぼえようと旅に出た男の話』が滅法面白く、グリム童話集が欲しくなる。ペロー童話集ならあるのだ…

にわか

日本が敗退してから熱心にサッカーを見出したりしているので毎日眠い。

本日の読書

H・ガスター /矢島文夫訳 『世界最古の物語バビロニア・ハッティ・カナアン>』(教養文庫)少し。

くじ運悪い

マージンFXのひまわり証券さん、ニンテンドーDS Lite欲しい! と書いておくとなんかいいことあるかもしれないらしいので書いておく。 余り物分配のじゃんけんとかは滅法強いんだけどなぁ。

味噌汁

値段を見誤ってえらく高い味噌を買ってしまう。味噌汁は昆布を水出しするところから作るのがちょっとしたこだわりだったりするのだけれど、肝心の味噌にはなんのこだわりもなくて、いつも適当に買ってくるのだった。

ここ数日の読書

遠藤周作 『イエスの生涯』(新潮文庫)読了。 H・ガスター /矢島文夫訳 『世界最古の物語バビロニア・ハッティ・カナアン>』(教養文庫)少し。

遠藤周作 『イエスの生涯』(新潮文庫)

ここで描かれているイエスは、神の子ではなく、エッセネ派の流れを汲む特異な宗教改革者であり、奇跡は行わず、ただ「神の愛」だけを説く、現実には無力なイエスであり、僕のような信仰とは無縁の人間にもわかりやすく好感が持てるイエス伝となっていた。 し…

日本の夏

貰ってきたメロンを、まるでスイカのようにかぶりついて食べた。

ここ数日の読書

芥川龍之介 『大導寺信輔の半生』(『河童・或阿呆の一生』新潮文庫) 遠藤周作 『イエスの生涯』(新潮文庫)少し。 H・ガスター /矢島文夫訳 『世界最古の物語バビロニア・ハッティ・カナアン>』(教養文庫)少し。

新約聖書

ちょこちょことと新約聖書を読んでいて、ヘロデ大王親子とイエスの関わりに少し興味を持ったりした。 ヘロデ大王(父) 東方の三博士に「ユダヤの王としてお生まれになった方はどこですか」と尋ねられ、ベツレヘムの幼子を皆殺しにする*1。史実でのヘロデ大…

ここ数日の出来事

近所のファミリーマートに行ったら、タマネギやらジャガイモやら大根やらがどかどか積まれていてびっくり。新しく買ってきた台所用洗剤の臭いがどうにも苦手。業務スーパーで鶏もも肉2キログラムが650円でホクホク。

ここ数日の読書

芥川龍之介 『西方の人』『続西方の人』(『侏儒の言葉・西方の人』新潮文庫) 遠藤周作 『聖書のなかの女性たち』(講談社文庫)読了。 遠藤周作 『イエスの生涯』(新潮文庫)少し。私的新約聖書ブーム到来。

初夏

暑さに茹だりながら、今年初の素麺を茹で、今年初の蚊取線香を点す。

ここ数日の読書

芥川龍之介 『庭』(『戯作三昧・人塊の土』新潮文庫) 芥川龍之介 『蜃気楼』(『河童・或阿呆の一生』新潮文庫) 遠藤周作 『聖書のなかの女性たち』(講談社文庫)半分ほど。 古井由吉 『踊り場参り』(『眉雨』福武文庫/読了)

古井由吉 『眉雨』(福武文庫)

帯には「川端康成賞受賞作『中山坂』収録!」と大きく書かれているのだけれど、この『中山坂』は、他の古井由吉の短篇にある複数の視点が折り重なる重層的な構成を持たず、視点は「女」の傍を離れないでいて、「普通の小説」に近い感じで、「普通の小説」と…

ウンベルト・エーコ

ウンベルト・エーコの『Baudolino』の邦訳が近々出るらしいことを小耳に挟む。伝説のプレスター・ジョンの国を目指す話らしく、今から楽しみ。

夢から覚め、目覚まし時計代わりにしている携帯電話を覗いてみると、まだ随分と早い時間だったので、もう一度寝ることにした。 目覚める前に見ていた夢が何やら愉快な夢だったので、その続きを見ようと、眠りに落ちながら最前の夢を思い出そうとするうちに、…

本バトン

大胆不敵なことで知られる呼鳥さん(id:alabaster)からひっそりバトンを頂いたのでのでひっそり回答したいと思う。

進化バトン

すこぶる愛らしいとこっそり評判なはぎさん(id:junkhead)から進化バトンなるバトンをこっそり頂いたので、こっそり回答したいと思う

本日の読書

芥川龍之介 『秋』(『戯作三昧・人塊の土』新潮文庫) 横光利一 『時間』(『機械・春は馬車に乗って』新潮文庫) 古井由吉 『中山坂』(『眉雨』福武文庫)

ここ数日の読書

芥川龍之介 『或阿呆の一生』『歯車』(『河童・或阿呆の一生』新潮文庫) 芥川龍之介 『或日の大石内蔵之助』『戯作三昧』(『戯作三昧・一塊の土』新潮文庫) 古井由吉 『道なりに』『沼のほとり』(『眉雨』福武文庫) ロナルド・A・ノックス/宇野利泰訳 …

ロナルド・A・ノックス/宇野利泰訳 『陸橋殺人事件』創元推理文庫

ノックスの十戒で知られるロナルド・A・ノックスのデビュー長篇。 従来のミステリに対する強烈なまでのアンチテーゼをユーモラスな筆致で描いていて、ミステリの枠組みをあくまで遵守しながら、パロディ化する手法はアンチミステリの元祖と位置付けてもいい…

体調不良

寝込むというほどではないせよ数日体調が優れず。

本日の読書

芥川龍之介 『羅生門』『鼻』(『羅生門・鼻』新潮文庫) 古井由吉 『秋の日』(『眉雨』福武文庫)