普通に日記

散髪に行く。顔剃り込みで1470円。孫とその祖母という組み合わせの先客がいて、孫がどうも英会話を習っているらしく、英語と日本語のちゃんぽんで話していた。祖母の方がヒアリングできたところだけ、「アップル……。林檎やね」という具合に言葉を返していた。僕もそのお祖母ちゃんと同じぐらいしかヒアリングできなかった。「こんなんでどうですか?」といわれ、鏡を覗き込むと、思いのほか短くなっていた。「今よりかは少し短めで」というつもりで、「ちょっと短いくらいで」といったのだけど、「(普通より)ちょっと短いくらい」になってしまっていた。英語も難しいけど、日本語も難しい。
いつぞや行った月曜文庫百円の店で、谷崎潤一郎『鍵・瘋癲老人日記』と佐藤賢一『傭兵ピエール』を買った。よく解らない組み合わせ。