2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

本日の読書

永井荷風 『断腸亭日乗』少し。 大江健三郎 『洪水はわが魂に及び』少し。

本日の購入

内田百輭 『第一阿房列車』(新潮文庫) 内田百輭 『第ニ阿房列車』(新潮文庫) 内田百輭 『第三阿房列車』(新潮文庫) 島尾敏雄 『魚雷艇学生』(新潮文庫) 笙野頼子 『タイムスリップ・コンビナート』(文春文庫) 萩原恭男校注 『芭蕉 おくのほそ道』…

好きさブックオフ

帰りにブックオフに寄ったら、内田百輭の文庫本が大量に入荷していた。そのうち揃えてやろうと思っていたちくま文庫の『内田百間集成』も半分以上並んでいる。ごそっりと買い占めたかったけれど、そうすると八千円近くしてしまうので、諦めて、新潮文庫の『…

夏が終わってからがぼくのなつやすみ

テレビゲームの話になって、『ぼくのなつやすみ』というゲームを前からやりたいと思っているのだということをいうと、「ああ、それ持ってるけどもうやらないからあげるよ」ということで貰ってくる。貰ったのは『ぼくのなつやすみ2 海の冒険篇』。オープニン…

本日の読書

永井荷風 『断腸亭日乗』少し。 大江健三郎 『洪水はわが魂に及び』少し。

激しく降る雨の中、普段はコンクリートの地肌を晒している川の真ん中で、一羽の白鷺が雨などまるで意に介さないようにたたずんでいて、それを川の上から見かけた僕のほうは、傘を差しているのに全身濡れ鼠で、惨めなような愉快なような変な気分だった。

本日の読書

スティーヴ・エリクソン 『黒い時計の旅』読了。

スティーヴ・エリクソン『黒い時計の旅』

一気呵成に読了。読書量が落ちているなかで、二日で読めてしまったのだから、それくらい面白かったというのは確かなのだけど、当初思っていたよりも二つの二十世紀の関わりが単純で、若干の物足りなさを覚えた。もっと複雑に入り組んでいて欲しい。読みなが…

本日の読書

尾崎一雄 『芳兵衛』『燈火管制』(『暢気眼鏡・虫のいろいろ』収録) スティーヴ・エリクソン 『黒い時計の旅』少し。

立ち読んだり、買ったり。

10月で閉店する丸善で、尾崎一雄『暢気眼鏡・虫のいろいろ』(岩波文庫)を、ブックファーストでスティーヴ・エリクソン/柴田元幸訳『黒い時計の旅』(白水uブックス)を買う。 尾崎一雄の嫁の芳兵衛こと芳枝さんは日本文学史上最大の萌えキャラであると思…

京都散策

河原町周辺の本屋をはしごした後、京都市美術館でルーブル美術館展を見物して、 京都市動物園で猿山の猿を30分以上飽きずに眺めたりする。家に帰ると、「各地で猿の被害続出!」というニュースが流れていたりした。

本日の読書

永井荷風 『断腸亭日乗』少し。

土砂崩れ

本棚の横に山と積まれた漫画本(『papa told me』『アレキサンドライト』『もっけ』『のだめカンタービレ』など)が崩れてきたので、『のだめカンタビーレ』を七巻まで読んだりした。この漫画の影響で、ときおりNHKのクラシック番組を見たりする。『スーパー…

本日の読書

イザベル・アジャンデ 『神と野獣の都』読了。 佐藤賢一 『傭兵ピエール』少し。

イザベル・アジャンデ 『神と野獣の都』

『神と野獣の都』を読了する。カルフォルニア育ちの少年が破天荒な祖母(思ったほど活躍しなかった)に連れ出され、アマゾンの秘境を冒険するという少年冒険小説。魔術的リアリズムというような要素はそれほどなく、ごく普通の冒険ファンタジーだった。アマ…

永井荷風 『断腸亭日乗』少し。 イザベル・アジャンデ 『神と野獣の都』少し。

普通に日記

夜半から昼にかけてひたすら雨が降るも、昼からあっさり上がってしまって、ちょっとつまらなく思う。地震は怖いけど台風は楽しいというのは台風で酷い目にあっていないせい。魔術的リアリズムの作家だということで一週間ほど前に買っておいたイザベル・アジ…

本日の読書

永井荷風 『断腸亭日乗』少し。

普通に日記

散髪に行く。顔剃り込みで1470円。孫とその祖母という組み合わせの先客がいて、孫がどうも英会話を習っているらしく、英語と日本語のちゃんぽんで話していた。祖母の方がヒアリングできたところだけ、「アップル……。林檎やね」という具合に言葉を返していた…

中断中の映画

『妖怪大戦争』8/7 その他テレビで見た映画色々。『ヴィドック』と『ラン・ローラ・ラン』が深夜に別々にチャンネルで放送されていた日があって、両方見たことがあるのだけれど、パチパチチャンネルかえながら両方見てしまった。色彩酔いしそうだった。『妖…

中断中の読書

尾崎一雄 『美しい墓地からの眺め』『瘠せた雄鶏』『小鳥の声』『華燭の日』『石』(新潮社『日本文學全集 33 瀧井孝作 尾崎一雄 上林暁 集』収録) 石川淳 『狂風記』上下 永井荷風 『断腸亭日乗』下

再開予告日記

日記を突然途絶して早二週間となってしまった。一端途切れるとズルズルといつまでも途切れてしまうのが昔からの悪い癖で、一週間前ほどからそろそろ何ぞ書きつけておこうと思いながら、何時の間にか二週間も経ってしまっていた。とはいってもここは基本的に…

ここ数日の読書

尾崎一雄 『玄関風呂』『焼ヶ岳』『こおろぎ』『虫のいろいろ』(新潮社『日本文學全集 33 瀧井孝作 尾崎一雄 上林暁 集』収録)

小人閑居してたら多忙

ここ数日珍しく忙しく、ネットにもほとんど繋がない日々だった。それでも祖父の家にいって、桃だけはしっかり貰ってきた。一箱九つ入りのをまるまる貰ってきて、この三日間で全部一人で喰った。僕が好きな白桃ではなく黄桃だったのだけれど、久々に喰う桃だ…

本日の読書

瀧井孝作 『無限抱擁』少し。

山桃

山桃を蜂蜜につけたものを瓶ごと人から貰ってきた。紫色した液体の中に潰れず沈んでいる様子は葡萄の粒のようで、これをカルピスのように水で薄めると、山桃ジュースになる。着色料など勿論一切はいっていないのに、奇麗な薄紫色をしていて、ちょっと吃驚す…

本日の読書

藤枝静男 『壜の中の水』(筑摩書房『現代日本文學体系 48 瀧井孝作 網野菊 藤枝静男集』収録)