寿司屋

友人の奢りで久しぶりに寿司を食う。人様の奢りでありながら「一時寿司握ってことがあるから回転寿司とかとてもじゃねぇが食えねぇんだよね」などと生意気言っていると連れていかれたのは回転していないカウンターと座席が少しあるだけの小さな店で、握っているのはいかにも職人気質な頑固親父風の板さんばかりで、しかもお値段はそこそこ安い良い店だった。カンパチと赤だしが美味かった。