2006-04-04から1日間の記事一覧
キアラン・カーソン/栩木伸明訳『琥珀捕り』(東京創元社)少し。
立花種久キーワードでここに来られた方とお友達になりたいと思った。詩集と処女小説集『喪われた町』以外は全部持ってまっせ!
大小様々な入れ子構造を持つ物語が物語られていく様子を物語った物語とでもいおうか、なにが脱線で、どこが本筋なのかまるで判然とせず、連想されるまま勝手気ままに書きつけられているようで、詳細に物語られたものが、あとになってからさり気なくひょいと…
数年前にあった出来事を思い出しながら、いや、そんな出来事はなかった。まるで出鱈目だ。いやいや、たしかに出鱈目な部分もあるけれど、本当の部分もあるじゃないか。よおく思い出せ。そういわれてみれば、そのような夢を昔見たような気もしないでもないが…