本屋

来年映画が公開される『ナルニア国ものがたり』がデンとばかりに本屋で平積みされていた。この映画化はあまりに便乗っぽくてあまりいい気持ちがしない。七作全部映画化されるのか疑問だし、予告編で見る限り、四人の子役がみな可愛くない。「先生は子ども嫌いなのです」とかおかしなこといってるし。ということで『ナルニア国ものがたり』を最初から読み返すことにした。今日は『ライオンと魔女』と『カスピアン王子のつのぶえ』を読んだ。日本だと岡田淳の『ようこそおまけの時間に』や『扉のむこうの物語』あたりが映画に向いているのではないかとふと思ったのだけど、中途半端に映画化されても悲しいので、映画なんかにならなくても別にいいかと思い直した。