矢作俊彦 『マイク・ハマーへ伝言』(角川文庫)
矢作俊彦の処女長編。タフな探偵が出てくるわけでも、ダイイング・メッセージものでもない。いうならば不良少年青春カーアクション小説。三年もガソリンスタンドでバイトしていたことがあるくせに、車に関して知識も興味もまるでないので、半分くらいよくわからなかった。復讐する相手が人ではなく、車だというところに成る程そういうものかと思う。
- 作者: 矢作俊彦
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2001/07
- メディア: 文庫
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