暑い

灯刻、コンビニに立ち寄ると、ジャージにTシャツの姿の高校生たちが群れを成していて、その若い男の臭いに噎せ返るほどだった、といえば少し大げさだが、店内を少し歩けば肩が触れあうほどで、気圧されるというより、無自覚に若さを発散させている彼等がなにやらおかしいくらいで、ニタニタ笑ってしまいそうなのをどうにか抑えつけた。