映画の日

毎月一日は映画の日。ということで黒沢清監督の『叫』を見に行こうと思ったのだが、大阪では三月三日からの公開だったので、ひとしきり心のなかで悪態をついたあと、久しぶりに図書館に行ったりした。
小説の感想をこうやって書きながら、小説を語る言葉の欠如を自覚しているから、感想ではなくてメモ書きに過ぎないという建前を掲げていたのだけれど、そんな態度を続けていても得することなどなにもないし、いっちょ勉強してみるかと、色々借りてきたはいいが、ほとんどが閉架図書だったので、タイトルだけで選んできたから、なんだかちゃんと勉強になるのだが心ともない。そもそも僕は塾の類は一切行ったことがなく学校の勉強も実にいい加減だったので、勉強の方法というものが未だにわかっていないから、勉強の方法を勉強するところ始めなければ勉強にならないかもしれない。