本日のひびいか

ベンジーくんを語り手とする第一章読了。あまり予備知識もなく読み始めたので、突然の場面転換の連続に当初混乱してしまったのだけれど、注釈を参考にしながら、30ページくらいまで読み進めるとだいぶ慣れてきて、実のところそれほど突然な場面転換でもないことがわかり、むしろいったりきたりするのが楽しくなってくる。ちょっと無理してでも注釈なしで読み進めたほうがよかったかもしれない。
使用人一家がみな同じ喋り方で、途中まで一家であるのもわからないのも(これに関しては注釈もない)、混乱の一要因だったのだけれど、途中で家族関係がはっきり示されるので、それ以降グッとわかりやすくなる。