『電脳コイル』第四話「大黒市黒客クラブ」(ETV)

「いじめ」というワードが出てきて、うわー鬱展開はいやだなーと思っていたら、イサコが鉄雄と化してもの凄い電脳戦をしちゃう回でした。ヤサコはキャラ的に「なんとか止められないの?」とか言いそうなのに言わないあたり案外サディスティック。
今回気になったのはミチコさんで、二話での「ミチコさんを呼び出した子どもはあっちにつれていかれるそうです」や今回の「願い事がかなう」というフミエの発言から考えると、「ミチコさんを呼び出す」=「(三話で失敗に終わった)鍵を開けること」なんじゃないかな、という気がする。そう考えると、フミエとダイチの言い争いにイサコが怒ったのは、ただうるさかっただけでなく、ミチコさんを呼び出すのがどういうことか知らずに、「ミチコさんを呼び出す」などと二人が言ったからじゃないだろうか。ヤサコがミチコさんを気にしていたのは「鍵穴」と関係してくるのか、また違う要因があるのかはよくわからないが、演出の流れでは、金沢での「いじめ」と関係していそう。