岡田淳 『ようこそ、おまけの時間に』(偕成社)再読

久しぶりの再読で、初読時の気持ちを懐かしみながら読んだ。十二時の直前に鉛筆をカッターナイフに持ち替えたり、「おまけの時間へようこそ」という校内放送が突然流れたりしないだろうかと思ったりしたものだった。当然のことながら、当時読んでいた本の中でのことのような不思議なことが起こったりすることはなかったわけなのだけど、そんなことが起こりはしないかとドキドキしていた当時のことを今になって思いかえすというのは、今の僕にとってはそれこそ別世界のことのように思える。

ようこそ、おまけの時間に (偕成社文庫)

ようこそ、おまけの時間に (偕成社文庫)

『扉のむこうの物語』もそうだったけど、これも表紙が変わっちゃってるなぁ。