『電脳コイル』第十話「カンナの日記」(ETV)

今週もとっても面白く、来週もとっても面白そうで、日曜日は前日の余韻を楽しむとして、平日はスパっとすっ飛ばしてしまいたいくらいな今日この頃です。

イサコにお兄ちゃんがいることが確定。イサコが妹キャラであることは前々から想像(妄想)していたけど、やっぱりああいうシーンにはニヤニヤしてしまいますね。実の兄ではなくて、おじさんの子どもで従兄弟のお兄ちゃんかもしれないけど。しかし思っていたよりも早めでの確定なので、こうなってくると「4423」=「イサコの兄」というのもミスリードなんじゃないかと思えてしまうんだけど、あまり推測して見ていない視聴者にとっては意外な展開だろうから、これくらいが丁度いいのかもしれない。それにしても以前から自称していたとはいえ本当に「4423」が名前だったのには驚いた。暗号名ということはあの時点で既に暗号屋だったということでいいのかな。デンスケの鍵穴首輪はあのシーンのあとに「4423」がヤサコにプレゼントしたんじゃないかな。だから日記にも鍵穴が描いてあったとか。しかしこの暗号名「4423」とカンナが残したキーワードとしての「4423」や、オジジのファイルにあった「4423」とどのように繋がっていくのかはまださっぱりわからない。でも自称だったのだから、イサコ(4月4日生まれ)の兄(23)で「4423」というのは本当にありそうに思えてきた。 
ところで最後の病院のシーンにて、イサコは当初花束を二つ持っていたのに、おじさんの病室を訪れた時には一つになっていて、エレベーターで下る描写もあることから、おじさんの病室に行く前に他の階の誰かを見舞ったということが推測される。それって、イサコの兄なんじゃないだろうか。なんらかの原因により肉体から電脳体が乖離した際、意識も一緒にアッチに連れて行かれてしまい昏睡状態に陥り入院しているとかそんなんで、『AVALON』の「未帰還(LOST)」みたいな状態。あるいは兄と思わせておいて、母親かもしれないけど。

ヤサコの部屋に度々登場しているブリーフ人形のポスターを発見。「惑星ココイル」というアニメ(?)のキャラクターだったみたい。壁に描かれていたのは京子の落書きかな。あと本棚が階段型だった。使いづらそう。
「ココイル」で思い出したけど、『電脳コイル』の「コイル」は「ここにいる」の略なんじゃないかなと以前に思ったことがあった。アッチに惹かれるイサコに対して、ヤサコが「今ここにいるってことが大事」みたいことを言うとか。

アキラのペットがイサコを尾行していたけれど、フミエやダイチたちにイサコの兄のことがバレるのはまだ早い気がするので、なんらかの理由で秘匿しておくんじゃないかと思う。今までもしれーと二重スパイしてたくらいだから、それくらいのことはしそう。