2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧
武田泰淳 『首の話』『ややこしい話』(『十三妹』中公文庫) 島尾敏雄 『死の棘』(新潮文庫)少し。
北風がいかにも寒々しい音をたてているのが家の中にいてもはっきりと聞こえてきて、夕飯の買出しに行くのが億劫でならず、ぐずぐずしているうちに米が炊き上がってしまい、しかたなしに炬燵から這い出ると外に出た。 もう冬なのだから、日に日に寒くなるのは…
北杜夫 『箪笥とミカン』(『夢一夜・火星人記録』新潮文庫) 島尾敏雄 『死の棘』(新潮文庫)少し。
テレビ鑑賞。サイコ・サスペンスと思いきや案外普通で拍子抜け。 邦題は率直にいって酷い。
島尾敏雄 『死の棘』(新潮文庫)少し。
太平洋戦争を現代の価値観で描きなおすのではなく、現代の価値観をそのまま戦時下に放り込んでしまうところが、今年数多く制作された他の戦争を扱った映画やドラマとは一線を画すると思った。 軍国少年として戻ってくる元引きこもり少年と、中井貴一の娘の言…
「アップルのiMac G5欲しい!」と書いておくとサンタさんがクリスマスプレゼントをくれるそうなので、書いておきます。iMac G5が当ったら、売っぱらって現金にします。とうのは冗談として、「オレんち、アイマックってゆーすげーコンピュータがあるぜ。見に…
北杜夫『どくとるマンボウ航海記』(新潮文庫) 北杜夫『夢一夜・火星人記録』(新潮文庫) 大江健三郎『見るまえに跳べ』(新潮文庫) 武田泰淳『十三妹』(中公文庫) 仁木悦子『穴』(講談社文庫) 高見順詩集(思潮社)
北杜夫『どくとるマンボウ航海記』(新潮文庫) 中上健次『日輪の翼』(文春文庫)
単にロードムーヴィー風だというだけで、ヴィム・ヴェンダースの『都会のアリス』という映画を想起し、いや、確かにこの二つは似ているのだと思う。マサオが青年作家で、老婆たちがアリスであるのではないかというこの勝手に見出した類似が、つまりはどうい…
再開予告を出しておきながら、またもや一ヶ月近くも間が空いてしまって、まったくもってどうしようもない。再開がこうも遅くなってしまったのは、ここでは本当のことしか書かないつもりなので、更新が途切れてしまった事情をありのままに書こうかと思ってい…