2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧
「当たり前や、俺はジャーナリストやど。新聞記者や。そんなもん出来るわけあるか!」 と、ハンドルを握りしめ自転車をすっとばしていく人を昨夜見た。
河野多恵子 『片冷え』『大統領の死』『朱験』『途上』『黒い髪』『來迎の日』(『赤い脣 黒い髪』新潮文庫/読了) 河野多恵子 『秘事』(『秘事・半所有者』新潮文庫)少し。
少し奇妙で、少しエロチィックな短編集。河野多恵子はもっとエグいものだとばかり思っていたのでちょっと拍子抜けした。他のは凄そうなんで、おそらく河野多恵子のなかでもライトな部類にはいるのだろう。 地の文ではそうでもないのだけれど、作中の、二十代…
中上健次 『枯木灘』(河出文庫)読了。 河野多恵子 『赤い脣』 (『赤い脣 長い髪』新潮文庫)
河野多恵子 『赤い脣 長い髪』(新潮文庫) 河野多恵子 『秘事 半所有者』(新潮文庫) 小林秀雄 『考えるヒント3』(文春文庫) 筒井康隆 『文学部唯野教授』(岩波書店) 河野多惠子は読むのも買うのも初めて。『文学部唯野教授』は十年くらい前に読んでい…
ちょうどこの『枯木灘』の秋幸と僕とは同い年でその他にもいくつか共通するところもあったのだけど、それ以外のところはまるきり正反対で、それだけに興味深く読むことが出来た。しかし悪い癖で、感想を書くとなると途端に言葉を逸してしまう。何か書き出す…
中上健次 『枯木灘』(河出文庫)252/300 ようやく読書モードにはいってきたらしく一日でだいぶ読み進んだ。
Heartbreakerアーティスト: Free出版社/メーカー: Island UK発売日: 2002/03/12メディア: CD購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (12件) を見るそういえばこの夏にポール・ロジャースが来日していたのだった、ということでゴソゴソと段ボール箱から…
中上健次 『枯木灘』(河出文庫)少し。 一日十数ページずつ読み進めてようやく半分ほど。大阪に住んでる人間にとって、和歌山は近くて遠いところで、紀州サーガの主な舞台となっている新宮までは特急に乗っても四時間以上かかる。新幹線に乗れば東京までい…
土日のスーパーはご家族連れが大勢いて、ちょっとげんなりしてしまう。これだけ大勢の人間が家に帰って食事をするのかと思うと、スーパー自体が巨大な口であり、胃袋であるような気になってくる。