2007-01-08から1日間の記事一覧
安部公房 『笑う月』(新潮文庫) 嵐山光三郎 『文人悪食』(新潮文庫) 海野十三 『赤道南下』(中公文庫) 車谷長吉 『鹽壺の匙』(新潮文庫) 森見登美彦 『太陽の塔』(新潮文庫) カミュ/清水徹訳 『シーシュポスの神話』(新潮文庫) ランボオ/小林秀…
嵐山光三郎 『文人悪食』(新潮文庫)少し。 黒井千次 『けやき通り』『たかはた不動』(『たまらん坂』福武書店) 藤枝静男 『寓目愚談』(講談社)少し。
武蔵野を舞台とした短編集。もう少し連作要素があるのだと思っていたのだけれど、武蔵野を舞台とした中年男の淡いロマンスということ以外さしたる共通点はない。表題作の『たまらん坂』のみ地名探求譚のようになっており、RCサセクションの『多摩蘭坂』が…
二十五歳から三十五歳までの世代を、日本の「ロスト・ジェネレーション」としている朝日新聞の記事をちらりと読んだ。 元記事のいわんとしていること自体にはさして興味はないが、僕自身がちょうどこのロスト・ジェネレーション世代であり、時代の狭間にある…