大石真 『教室二〇五号』(講談社文庫)

電脳コイル』のおかげで自分の中で児童文学ブームが起こってます。


受験戦争とか鍵っ子とか交通事故とか高度成長期の真っ向ストレートな児童文学。勝手にファンタジーの要素があるはずと思っていたのにファンタジー要素は欠片もなかったのだけど、家出というのもある種のファンタジーかもしれないなぁと思う。

教室二〇五号 (講談社文庫 お 16-2)

教室二〇五号 (講談社文庫 お 16-2)