車谷長吉 『忌中』（文春文庫） 野坂昭如 『とむらい師たち』（講談社文庫） 吉田修一 『パーク・ライフ』（文春文庫） 積ん読本が文字通り山とあるのに、ふらふらっと古本屋にはいってふらふらっと本を手にしている。いまさら気づいたけれど、これはもう病…

たいへんとってもわかりやすい上におもしろく読めた。 「はじめての」とあるように構造主義の逐次的な解説ではなくて、レヴィ＝ストロースがいかに構造主義にたどり着いたかをトレースするような構成になっていて、「構造」とは何かが浮かび上がってきたとこ…

町田健 『ソシュールと言語学』（講談社現代新書） 橋爪大三郎 『はじめての構造主義』（講談社現代新書） 記号論の本を読んでいたらなんだかよくわからなくなってきたので（入門書のはずなのに！）、ちょっと違う方面から攻めてみようと思い買ってきた。「…

キャベツの値段がだいぶ高くなってきた！

〈プラチナファンタジイ〉 奇術師 (ハヤカワ文庫 FT)作者: クリストファー・プリースト,古沢嘉通出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2004/02/10メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 71回この商品を含むブログ (200件) を見る面白かったです。以下ネタバレ（若…

焼き肉ランチを奢ってもらう機会があったのだが、網の上で縮こまっていく肉の様子が、まるで塩をかけられたナメクジのようで、思わず率直に口に出してそう言ってしまって、非常に顰蹙を買ってしまった。 最近の子どもは公園に集まって携帯ゲームをしている、…

魔法 (ハヤカワ文庫FT)作者: クリストファープリースト,Christopher Priest,古沢嘉通出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/01/01メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 63回この商品を含むブログ (88件) を見る面白かったです。以下ネタバレ。

なんだか快調に読み進んで160ページまで。ここまでにすでに三度も日本という単語が出てきて、エライ日本ブームやったんやなぁと思う。日本風サラダってのはワカメとダイコンのサラダとかそんなんだろうか。

吉行淳之介 『星と月は天の穴』 クリストファー・プリースト 『魔法』（ハヤカワ文庫） クリストファー・プリースト 『奇術師』（ハヤカワ文庫） プリースト一挙二冊ゲット。プリーストってのは変わった名字だなと思うんだけど、日本でいうと寺門とかそんな…

マルセル・プルースト/鈴木道彦訳 『失われた時を求めて ２ 第一篇 スワン家の方へⅡ』（集英社文庫） 本当は昨日買ったんだけど、四月はもう本買わないと以前宣言しているので、今日買ったことにしておこうと思う。社交界が舞台になると読めなくなってしまう…

カフカは十年ほど前に『変身』を読んだきりなので、ほとんど初めてのカフカといっていいかもしれない。 カフカといえば「不条理」ということになるのだろうけれど、この短編集から僕が感じたのは「不条理」よりも「ユーモア」で、それもなんだかよくわからな…