2005-01-01から1年間の記事一覧

本日の読書

武田泰淳 『首の話』『ややこしい話』(『十三妹』中公文庫) 島尾敏雄 『死の棘』(新潮文庫)少し。

炬燵

北風がいかにも寒々しい音をたてているのが家の中にいてもはっきりと聞こえてきて、夕飯の買出しに行くのが億劫でならず、ぐずぐずしているうちに米が炊き上がってしまい、しかたなしに炬燵から這い出ると外に出た。 もう冬なのだから、日に日に寒くなるのは…

本日の読書

北杜夫 『箪笥とミカン』(『夢一夜・火星人記録』新潮文庫) 島尾敏雄 『死の棘』(新潮文庫)少し。

『サウンド・オブ・サイレンス』

テレビ鑑賞。サイコ・サスペンスと思いきや案外普通で拍子抜け。 邦題は率直にいって酷い。

本日の読書

島尾敏雄 『死の棘』(新潮文庫)少し。

『終りに見た街』

太平洋戦争を現代の価値観で描きなおすのではなく、現代の価値観をそのまま戦時下に放り込んでしまうところが、今年数多く制作された他の戦争を扱った映画やドラマとは一線を画すると思った。 軍国少年として戻ってくる元引きこもり少年と、中井貴一の娘の言…

アップルのiMac G5欲しい!

「アップルのiMac G5欲しい!」と書いておくとサンタさんがクリスマスプレゼントをくれるそうなので、書いておきます。iMac G5が当ったら、売っぱらって現金にします。とうのは冗談として、「オレんち、アイマックってゆーすげーコンピュータがあるぜ。見に…

11月の購入本

北杜夫『どくとるマンボウ航海記』(新潮文庫) 北杜夫『夢一夜・火星人記録』(新潮文庫) 大江健三郎『見るまえに跳べ』(新潮文庫) 武田泰淳『十三妹』(中公文庫) 仁木悦子『穴』(講談社文庫) 高見順詩集(思潮社)

11月の読了本

北杜夫『どくとるマンボウ航海記』(新潮文庫) 中上健次『日輪の翼』(文春文庫)

中上健次『日輪の翼』(文春文庫)

単にロードムーヴィー風だというだけで、ヴィム・ヴェンダースの『都会のアリス』という映画を想起し、いや、確かにこの二つは似ているのだと思う。マサオが青年作家で、老婆たちがアリスであるのではないかというこの勝手に見出した類似が、つまりはどうい…

再開

再開予告を出しておきながら、またもや一ヶ月近くも間が空いてしまって、まったくもってどうしようもない。再開がこうも遅くなってしまったのは、ここでは本当のことしか書かないつもりなので、更新が途切れてしまった事情をありのままに書こうかと思ってい…

再開予告

一ヶ月近く間が空いてしまった。こうも長く書いていないと、何から書いていいのかわからないので、そろそろ再開します。ということだけ書いて今日は終わりにしたいと思います。なんやそら。

本日の読書

上林暁 『小便小僧』『名月記』(『聖ヨハネ病院にて』新潮文庫)

昨日今日の読書

川上弘美 『可哀相』(『溺レル』文春文庫) 内田百輭 『奥羽本線阿房列車』(『第一阿房列車』新潮文庫/読了) ロブ=グリエ 『迷路のなかで』(講談社文芸文庫)少し。

おむすび

夜中に腹が減ったので、冷や飯で塩おむすびをつくってみたらあまりにも美味しくて、明日の朝食の分まで食べてしまった。

『太宰治物語』

金田一耕助が始まるのかと思いきや太宰治だった。奥さんが不細工と思ったら寺島しのぶだった。お話としてはとても詰まらなかったけれど、セットや衣装がよく出来ていたと思う。とはいっていも時代考証とかはよく解らない。尾崎一雄の名前がちょろっと出てき…

本日の読書

上林暁 『二閑人交遊図』(『聖ヨハネ病院にて』新潮文庫) 瀧澤兵五氏のモデルとなったのが誰なのかがよくわからず気になって仕方がない。

森茉莉 『ボッチチェリの扉』

単に物語だけ見てみれば単純なロマンスものに過ぎず結末も安易なのだけど、それを語る語り手が物語そのものには何ら関係しないに関わらず、自らの夢想を現実に具現せしめるような語り方をするために安直なロマンス物語に夢幻的な彩りを与えていて、独自の世…

本日の読書

森茉莉 『ボッチチェリの扉』(『恋人たちの森』新潮文庫) 内田百輭 『東北本線阿房列車』(『第一阿房列車』新潮文庫)

本日の読書

川上弘美 『亀が鳴く』(『溺レル』文春文庫)

川上弘美

今のところの川上弘美の印象は暖簾に腕押し。あともう少しだけケレン味が欲しい。塩ひとつまみくらい。

本日の読書

リチャード・パワーズ 『舞踏会に向かう三人の農夫』(みすず書房)読了。 川上弘美 『溺レル』(『溺レル』文春文庫)

リチャード・パワーズ / 柴田元幸著『舞踏会に向かう三人の農夫』(みすず書房)

舞踏会へ向かう三人の農夫作者: リチャードパワーズ,Richard Powers,柴田元幸出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2000/04/14メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 59回この商品を含むブログ (76件) を見るようやく読了。スティーヴ・エリクソンの『黒い時計…

今日の出来事

とろけるチーズがとろけるまでパンを焼いたら、とろけたチーズでヤケドした。

はてしない物語に“続編” エンデの弟子らが出版

ファンタージエン 秘密の図書館作者: ラルフ・イーザウ,酒寄進一出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2005/09/29メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (23件) を見るドイツを代表する作家、故ミヒャエル・エンデのファンタ…

本日の読書

リチャード・パワーズ 『舞踏会に向かう三人の農夫』(みすず書房)少し。

今日の出来事

とろけるチーズがとろける前にパンが焦げた。

本日の読書

ミヒャエル・エンデ 『はてしない物語』(岩波書店)読了。

ミヒャエル・エンデ 『はてしない物語』(岩波書店)

10年以上ぶりに再読。バスチアンが片付けずに終わった物語に結末をつけに行くアトレーユは、つまり読者の代表だったのね。

あらら

普段「ですます調」で文章を書くことが多いので、あえてここでは「ですます調」は使わないようにしようと思っていたのだけれど、いつのまにか混在してしまっていた。書き直すのも億劫なのでそのままにしておこうと思う。