2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

芦原すなお『ミミズクとオリーブ』

中年作家とその奥さんのほのぼのミステリ。読み終えてからこの夫婦が名無しであることに気がついた。解説の加納朋子さんも書いてるけど出てくる香川の郷土料理がどれも美味そうで、読んでいてとても腹の減るミステリだった。

筋肉痛

案の定筋肉痛。「次の日すぐ筋肉痛がくるのはまだ若い証拠やで」と人にいわれる。「よく聞く話ですけど、それホンマなんですかねぇ」「ホンマやホンマ」僕より二十近く年上の人がそういうのだから、多分ホンマなのやと思う。 いつもの帰り道からそう遠くない…

本日の映画

『スター・ウォーズ エピソードⅥ 特別編』 やっぱり見てしまう。ラストシーンがえらく変っていて吃驚した。あと十年もすればレイア姫を美人女優に差し替えるということが出来てしまいそう。一見それとは解らないのだけど、やっぱり今回も落ちたら大変なとこ…

本日の読書

藤枝静男 『茫界偏視』少し。 船戸与一 『かくも短き眠り』少し。 太宰治 『みみずく通信』(『ろまん燈籠』収録) 芦原すなお 『姫鏡台』『寿留女』(『ミミズクとオリーブ』収録) 立花種久 『葱』(『にぎやかな夜』収録)

藤枝静男 『或る年の冬 或る年の夏』

藤枝静男が私小説家である以上、小説に書かれるのは藤枝静男自身のことで、一冊読むごとに作者自身について知ることになり、もう随分と藤枝静男のことを知ったつもりになってしまっていて、藤枝静男とは云々というようなことを書きかけてしまったのだけど、…

ヘトヘト

家の前に自転車をとめたところで、近所の子どもらに襲撃され、無理矢理遊びに参加させられた。定職もなくふらふらしているのを子どもなりに感ずいているらしく完全に舐められていて、こおりおにのルールを覚えておらず尋ねたところ、「アホやなぁ。そんなん…

本日の読書

藤枝静男 『或る年の冬 或る年の夏』読了。 芦原すなお 『おとといのおとふ』『梅見台』(『ミミズクとオリーブ』収録)

『がんばっていきまっしょい』第二話

岩佐真悠子の瞬きの多さが変に気になったりした。もとから瞬きの多い人なんだろうか。 暮れなずむ海辺で、鈴木杏が岩佐真悠子に「ずっと一緒にいてあげる。だから好きなだけ黄昏てもええんよ」と見詰め合う場面、そのまま二人がちゅうしてしまいそうで、ドキ…

本日の読書

藤枝静男 『或る年の冬 或る年の夏』少し。 船戸与一 『かくも短き眠り』少し。 石川淳 『紫苑物語』(『新潮社 日本文學全集 53 石川淳集』収録) 芦原すなお 『ミミズクとオリーブ』『紅い珊瑚の耳飾』(『ミミズクとオリーブ』収録) 太宰治 『ろまん燈籠…

後藤明生 『吉野大夫』

この吉野大夫は、京都島原の名妓吉野のことではなく、中仙道追分宿にいた無名の遊女吉野のこと。その吉野大夫について小説を書こうと試みていることが書かれる小説。冒頭にこうある。「『吉野大夫』という題で小説を書いてみようと思う。」 「『吉野大夫』に…

月曜日だけど休日

以前から場所だけは知っていた古本屋に行く。郊外型の大型店で、古本だけでなく、CDやゲーム、何故だか洋服屋の店舗まであったりして、古本屋以外の別の名称で呼ぶべきかもしれないのだけど、古本以外には用が無いので、僕にとっては古本屋である。初めてい…

本日の映画

『スター・ウォーズ エピソードⅢ』 あれだよね。ジェダイの人たちっていつも落ちたら大変! ってとこで戦うよね。 「バカとジェダイは高いところにのぼる」 『スター・ウォーズ エピソードⅤ 特別編』 やっぱり高いところで戦ってる。

本日の読書

藤枝静男 『或る年の冬 或る年の夏』少し。

昼復讐。夜逆襲。

本日の読書

藤枝静男 『或る年の冬 或る年の夏』少し。

『女王の教室』第二回

初回ほどのインパクトあるシーンはなかったものの今回も楽しく見れた。 本作の天海祐希は圧政者にして革命家であり、女スターリンと呼ぶべきかもしれないと思う。子どもを虐待して云々という世評があるようだけど、金八先生のように子どもの側に多数の問題を…

本日の写真

以前住んでたアパートの近く。 近所で人んちの壁とか屋根とかばっかり撮ってる不審人物でした。

本日の写真

江ノ電の線路。去年の夏鎌倉に行った時に撮ったもの。

給金拝受。額僅少。寝不足。

本日の映画

『スター・ウォーズ エピソードⅡ』 ついつい見てしまう。やはりアナキンが露骨に反抗的なのはいかんと思う。

本日の読書

後藤明生 『吉野大夫』読了。 石川淳 『焼跡のイエス』(『新潮社 日本文學全集 53 石川淳集』収録) 藤枝静男 『或る年の冬 或る年の夏』少し。

本日の映画

『ルナ・パパ』 舞台はタジキスタン。馬が走り、牛が降り、空を飛んじゃう映画。とんでもなく僕好みで吃驚した。なんとなく見ていた深夜映画がこんなにも面白かったのは『エレメント・オブ・クライム』以来。主演のチュルパン・ハマートワちゃんが可愛い。 …

本日の読書

川上弘美 『蛇を踏む』読了。 後藤明生 『吉野大夫』少し。

川上弘美 『蛇を踏む』

1996年の第115回芥川賞受賞作品。奇しくも昨日読んだ石川淳の『普賢』が、その丁度六十年前の1936年、第4回芥川賞受賞作品だった。後藤明生を平行して読んでいたのだけれど、その後藤明生は、四度芥川賞候補にあがり、四度とも受賞を逃がしていたりする。何…

不出社。一日蟄居。夕刻雷雨。

本日の写真

京都御苑にて。僕が勝手に猫ベンチと呼んでいたところ。ピントが変なとこにあっている。 ここで貼り付けている写真はその日撮ったものではなく、全て過去のもので「ああ、こんな写真撮ったなぁ。懐かしいなぁ」と、僕が過去を懐かしむためのものなのです。つ…

あんあんあんとっても大好き鈴木杏

録画しておいたドラマ『がんばっていきまっしょい』を見る。鈴木杏はブサ可愛いというジャンルのチャンピオンであると思う。一人くらい(ちゃんとした)不細工がいなければおかしいという理由で配置されたであろう藤本静が、案外可愛く見えるところがあって…

本日の読書

石川淳 『普賢』(『新潮社 日本文學全集 53 石川淳集』収録) しまった。石川淳が楽しい。もっと早くから読んでおればよかった。 川上弘美 『蛇を踏む』少し。 後藤明生 『吉野大夫』少し。

本日の写真

京都駅の南側。みなみ会館で映画を見たあとブラブラ歩きながら撮ったもの。 このとき何を見たのか気になって過去のメモ書きを調べてみたら、黒沢清監督の『ドッペルゲンガー』を見ていたのでした。平日の昼間だった所為か、客は五人くらいしかいませんでした…

本日の映画

『ねじ式』 石井輝男監督のファンというわけではなく、つげ義春のファンだいうわけではなく、片乳放り出し、酔漢役の杉作J太郎にひたすら乳を揉みしだかれるつぐみさんのファンなのです。 「イシャはどこだ」という有名な台詞を『究極超人あ〜る』という漫画…