日記

下校の時間

横断歩道の向う側に小学生の一団がいて、下校の時間に帰宅するなんて、まるきり小学生並みだな、などと思っていると、信号が青へと変わった途端に、一団のなかで一番年長らしい、とはいってもまだ四年生ぐらいの男の子が「おい、バルセロナ!」と突然わけの…

キャベツ畑でつかまえて

キャベツを一枚一枚剥いていて、ふとキャベツの形が脳味噌に似ていることに気づき、なんだか脳味噌を一枚一枚剥がしているような気分になってしまって、なんとも気持ち悪かった。 今日のこととは多少違うことだが、想像力の働きようによっては、料理はとても…

映画の日

毎月一日は映画の日。ということで黒沢清監督の『叫』を見に行こうと思ったのだが、大阪では三月三日からの公開だったので、ひとしきり心のなかで悪態をついたあと、久しぶりに図書館に行ったりした。 小説の感想をこうやって書きながら、小説を語る言葉の欠…

踏切にて

制服の下にジャージをだらしなく着込んだ女子高生が二人、自転車に跨りながら踏切待ちをしていて、別れた彼氏がどうのとかそんな話をしていて、ここ数日気がくさくさしていて、ちょっと滅入り気味だったから、そのあけすけな態度にげんなりとしてしまった。 …

天麩羅

夕飯に天麩羅を揚げる。ワカサギとシシトウとナスという組み合わせが我ながら渋い。天つゆも自分で合わせる。こんなことばかり上手くなっていいんだろうか、と少し思う。

映画の日

映画の日なので映画を見に行こうかと思ったのだけれど、見たい映画に限って見られる時間帯に上映されていなかったので行かず。それにしても通常時の大人料金千八百円というのは高すぎる。普段から千円ポッキシだったならば、月に二度は見に行くのに。

フォークの神様

昼飯を食いながら「笑っていいとも」を見ていると、岡林信康が出てきたのでえらく驚いた。椅子からずっこけそうになったほどだ。岡林は連絡が取れないことで有名なんだけども、そうか、石川さゆりは岡林のエンヤトットを歌っているのでその縁か。高石ともや…

死に顔

橋の狭い歩道を部活帰りらしい女子中学生の一団に塞がれてしまい、しかたなしにその後ろをトボトボと歩いていると、不意に「寝顔も見られたくないけど、死に顔も見られたくないやんかー」という言葉が飛び込んできた。「死に顔やて、ここに変な子いてるー」…

スーパー日記

ブリのしゃぶしゃぶというものを一度試してみたくて、鮮魚が充実している隣町のスーパーへ行くも、ブリは売り切れていた。しかたなく業務スーパーで野菜だけ買って(業務スーパーに鮮魚は置いていない)、駅前のスーパーでブリだけ買う。帰りに道に大根を買…

メガマクド喰う

ミーハーなのでメガマックを食べる。ボリュームも満足感も今ひとつ。 マクドナルドは一番安いハンバーガーを四つほど買ってきて、余っている食材を色々挟んで食べるのが好きだ。ベーコンエッグにトマトとレタスを挟んで、マヨネーズとケチャップをもりもりか…

カレー日記

久しぶりにカレーを作る。小賢しく色々入れてみるが、普段と大差ないカレーとなる。なにを入れたかというと、チョコレート、ヨーグルト、インスタントコーヒー、牛乳、野菜ジュースである。すり下ろしたリンゴを入れたかったが案外リンゴが高かったので野菜…

死・灰・ロスト

二十五歳から三十五歳までの世代を、日本の「ロスト・ジェネレーション」としている朝日新聞の記事をちらりと読んだ。 元記事のいわんとしていること自体にはさして興味はないが、僕自身がちょうどこのロスト・ジェネレーション世代であり、時代の狭間にある…

ジングルベル

初売りで賑わうスーパーのお菓子売り場で、ジングルベルを歌う幼い少女がいた。クリスマスのプレゼントがよほど嬉しかったのか、あるいはまだジングルベルが何の歌なのかよくわかっておらず、賑々しい雰囲気に反応して歌っているだけなのか。後者であるとす…

自転車に乗って

帰る途中にファミリーマートに寄って、ジャンボフランクを買い、行儀悪く咥えながら自転車に跨り、しばらく進むと、後輪から甲高い異音が発せられ、ペダルがやや重くなった。なにか挟まったかどこかひん曲がったのか、降りて調べて見るもよくわからない。仕…

本棚整理

そうなんですよ。ということで、津原泰水の『蘆屋家の崩壊』を発掘すべく本棚整理を敢行したのだけけれど見つからない。『妖都』や『ペニス』はすぐ出てきたのに『蘆屋家の崩壊』だけ出てこない。よおく調べて、本棚は随分すっきりしたのだけれど、やっぱり…

物欲

動画が貼らなきゃならないらしいのでやり直し。wii欲しい! W繋がりということでWHITESNAKE。「We wish you well」の映像があればWだらけでよかったのだけれど、さすがに見つけられなかったので、なんとはなしに「Here I go again」でも。1983年のモンスータ…

上映の前

シネリーブル梅田にて上映を待つ間、窓際に据えられた席に座って、窓の外を眺めていた。 眼下には人工の小川を流れる遊歩道のようなものがあり、その向こうには日本一の貨物駅であるJR梅田貨物駅がある。大阪の一等地に広がるこの巨大な貨物駅は、再開発の…

書籍探求

以前から気になっていたジェラルド・カーシュの『壜の中の手紙』が、文庫化されたというので、地元の本屋を三軒回るもどこにも置いていなかった。地元の本屋といっても駅前のそれなりに大きい本屋や、ショッピングモール内の講談社文芸文庫も扱っている本屋…

風邪月間

日記を書くのもしばらくぶりだが、この間に風邪が悪化して遂に数日寝込んでしまっていた。風邪が悪化したというより、直りきらないうちに違う風邪を貰ってきたような感じ。 いまもまだ完調とは言えず、アルフィーに「風曜日、君をつれて」という曲があるけれ…

いまだ風邪

上京時は比較的ましだったのにここにきて悪化気味。もう二週間も調子悪いままなのだけれど、熱は出ていないので寝込むというほどではなく、ただひたすら周囲に風邪の菌を撒き散らしている。

文学フリマ上京顛末記

11日→12日 大阪→東京 体調不調のまま夜行バスに乗り込むのがいささか不安ではあったものの、幸運なことに隣の席が空席で、ゆったりと坐ることが出来、風邪薬を飲んだ上、酔い止めまで飲んだお陰か、寝て起きたら東京に着いていたという理想的な展開。 12日 …

上京

本日の夜行バスで東京へ。だいぶマシにはなってきたものの風邪は直りきっておらず夜行バスなんぞに乗り込むのには不安があるのだけれど、新幹線に乗れるだけの余裕はなく、貧乏はしたくないなぁと思う。十二日は文学フリマ。十三日は元気だったら神田神保町…

まだ風邪中

熱はないものの相変わらず喉がイガイガ、鼻水少々でちと辛い。土曜日には元気になる予定。夜行バス上京が待っている。

風邪悪化

喉が非常にイガイガする。自分の日記を「風邪」で検索してみたところ、今年三度目の風邪らしい。一年に三度は引きすぎな気がする。身体を鍛えることを考えねばならないと思うが、多分思うだけ。

風邪っぽい

ここ数日少し風邪っぽくグッタリしていた。文学フリマ関係の作業で忙しかったのもあるのだけれど、こうも容易く体調を崩すようでは、大病を患うとコロリとすぐに死んでしまいそうでこわい。

窓の外の声

自分の部屋で寝そべっていまひとつ乗り切れずに本を読んでいると、わずかに開けた窓からママゴトに興じているらしい子どもたちの声が聞こえてきて、なんとはなしに耳を傾けていた。お母さん役らしい少女が「明日も学校なんだからちゃんと用意しなさい」と作…

キャットウォーク

買い物へ行く途中以前にも書いた猫溜まりの堤防に相変わらず猫がいたので、しばらくぼんやりと眺めていた。 数は以前よりも少なく、堤防の下りのところに三匹、橋の脇につけられた点検用らしき通路に三匹の六匹がいるだけだった。猫がいる通路は大人一人が通…

雨の日の本屋巡り

我が街の本屋にはガルシア・マルケスもポール・オースターも置いていない。

ピタゴラ装置DVD

密かなるピタゴラファンとしては買わねばならんところ。密かなる「にほんごであそぼ」ファンでもある。本日の「きょうの名文」は種田山頭火の「まっすぐな道でさみしい」だった。ピタゴラ装置DVDブック1出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2006/12/01…

欲しいということを書く日記

4th MEDIA(フォースメディア)対応の大型液晶テレビ欲しい! 残念賞のヘッドホンのほうが欲しいかも。残念賞なのに二万円以上するなんて。